• 保険アドバイザーの紹介
  • 保険の代理店seletionとは
  • 利用方法について
  • 保険の基礎知識
  • ご利用者の声
2014/11/13 医療保険
記事一覧に戻る

医療保険の選び方

pixta_9747733_S

「医療保険」とは?

日頃から健康に留意していても病気になってしまったり、他人の不注意によって交通事故に巻き込まれてケガをしてしまったりという事はいつ起こるかわかりませんよね。

医療保険は、そのような病気やケガなどによる入院や手術をしたときに給付金を受け取ることができる保険です。
ですから、この医療保険に加入することによって入院や手術などで発生する出費に備えることが出来ます。

「医療保険」選びの基本

生命保険(死亡保障)の商品と同様に医療保険の商品も多くの保険会社から実にたくさんの種類が販売されています。次々に新しい商品が発売されますし、通信販売されている商品も多いので、自分にとってどの医療保険の商品が合っているのかを見極めるのはなかなか難しいかもしれません。

ここからは自分に合った医療保険を選ぶための大切なポイントをお伝えします。

「医療保険」の商品を選ぶ前にすべきこと

各保険会社の医療保険のパンフレットを見てみると保障の範囲が様々で、どのようなケースで給付金がもらえるのか実に様々ですので、「どの医療保険の商品が自分に合っているのわからない・・・」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。

そこで、スムーズに医療保険の商品選びをするためにも、まずは自分が病気やケガなどをして入院や手術をしたときの医療費としてどれくらいの出費がありそうなのか?その医療費によってどれくらいの額のお金に困りそうなのか?ということを考えてみましょう。

なぜなら、いくらの出費があるのかわからなければどれくらいの保障を備えておけば良いのかがわからないからです。そして、その出費は人によって大きく異なりますのでとても大切なポイントです。

「治療費」のシミュレーション

それでは、実際に病気やケガなどで入院や手術をしたときにどれくらいの医療費がかかるのかを見てみましょう。
(いずれの医療費も健康保険適用の治療で、所得区分が一般の場合として計算 ※1)

【ケースA】
入院3日、手術1回で医療費30万円かかった場合の医療費の自己負担額
→実質自己負担分:80,430円 ※2

【ケースB】
入院15日、手術1回で医療費150万円かかった場合の医療費の自己負担額
→実質自己負担分:92,430円 ※3

ケースAとケースBでは入院日数と医療費はともに5倍も違うのですが、実質自己負担分は12,000円の差額に抑えられています。これは、公的保障の高額療養費の制度があるので健康保険適用の治療であればお金が返ってくるからなのです。

※2 自己負担限度額の計算:80,100円+(医療費300,000円-267,000円)×1%=80,430円
※3 自己負担限度額の計算:80,100円+(医療費1500,000円-267,000円)×1%=92,430円

『高額療養費の払い戻し』の詳細は当サイト内の【知っておきたい社会保障制度】のコラムにてご覧ください。

しかし、実際にはこれらの医療費以外に下記のお金もかかってきます。
・差額ベッド代 平均1日5,820円 (いわゆる個室の料金)※4
・入院時の食事代 1日1,080円  ※4
・お見舞いに来る方の交通費や食費 1日1,500円 ※4

※4 厚生労働省
平成23年「患者調査」、平成24年「社会医療診療行為別調査」、平成25年9月「第248回中央社会保険医療協議会・主な選定療養に係る報告状況」から試算。(希望されて個室等に入院した場合の差額ベッド代5,820円、1,080円(1日3食)、食事代1食260円が自己負担となり、これを超える金額は健康保険等から支払われます。家族の交通費、食費等にかかる費用1,500円)
記載の内容は、平成28年4月現在の制度によります。今後、制度の変更に伴い、記載の内容が変わることがあります。

個室に入るかどうかで大きな差がでる「差額ベッド代」

高額療養費の払い戻しによって医療費だけを見ると大きな差は出ませんが、個室に入るかどうかで出費に大きな差が出ます。

先ほどのケースAとBに当てはめて比べてみましょう。

【医療費のシミュレーション表】

個室に「入らない」場合の医療費 個室に「入る」場合の医療費
ケースA 入院 3日 88,170円  ※5 105,630円  ※6
ケースB 入院 15日 131,130円 ※7 218,430円  ※8

※5 医療費80,430円+(食事代1,080円+お見舞いに来る方の交通費や食費1,500円)×3日
※6 医療費80,430円+(差額ベッド代5,820円+食事代1,080円+お見舞いに来る方の交通費や食費1,500円)×3日
※7 医療費92,430円+(食事代1,080円+お見舞いに来る方の交通費や食費1,500円)×15日
※8 医療費92,430円+(差額ベッド代5,820円+食事代1,080円+お見舞いに来る方の交通費や食費1,500円)×15日

「個室に入る」メリットとデメリット

上記のケースAとケースBの出費の違いからもわかりますように、入院が長期間になればなるほど個室に入る場合と入らない場合とで出費が大きく変わってきますね。

それでは、あなたがもし入院をしないといけなくなったときは

個室に入りますか?
それとも個室には入らないですか?

ここではそれぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

【個室に入るメリット】
・プライベートな空間が守られているので周りを気にしないで良い
・お見舞いに来られた方も他の患者さんに気を遣わなくて良い

【個室に入るデメリット】
・1人が苦手な人にとっては孤独で寂しい
・費用が高額になる

どちらが良いのかはご自身の性格や価値観によって異なりますので、自分にとってはどちらの方が向いているのかこれを機会に考えてみてはいかがでしょうか。

医療保険は「日額いくらの保障にするか」が大事

さて、ここまでは入院や手術をしたときにいくらぐらいの出費がかかりそうかを見てきましたが、ここからは医療保険に入っていた場合いくらもらえるのかを見ていきましょう。

医療保険でもらえる給付金は主に2つ、入院をしたときにその日数に応じてもらえる入院給付金と、手術をしたときに手術の種類に応じてもらえる手術給付金です。

ほとんどの医療保険の商品は入院給付金の日額を増やせば手術給付金が連動して増えるという設定にされています。

例えば、入院日額を5千円に設定すると手術給付金が5万もらえる医療保険の場合、入院日額を2倍の1万円に設定すると手術給付金も2倍の10万円になるという具合です。

それでは実際にこのような医療保険に加入していた場合にどれくらいの給付金がもらえるのか前述のケースA、ケースBを用いて見てみましょう。

【受け取る給付金のシミュレーション】

医療保険①の保障
入院日額5千円
手術給付5万円
医療保険②の保障
入院日額1万円
手術給付10万円
ケースA 入院 3日・手術1回 65,000円  ※9 130,000円  ※10
ケースB 入院15日・手術1回 125,000円 ※11 250,000円  ※12

※9 入院日額5千円×入院3日=入院給付金1万5千円・手術1回5万円×1回=5万円 合計65,000円
※10 入院日額1万円×入院3日=入院給付金3万円・手術1回10万円×1回=10万円 合計130,000円
※11 入院日額5千円×入院15日=入院給付金7万5千円・手術1回5万円×1回=5万円 合計125,000円
※12 入院日額1万円×入院15日=入院給付金15万円・手術1回10万円×1回=10万円 合計250,000円

【支払う医療費と受取る給付金の差額表】

個室に入らない場合の医療費と
医療保険①(入院日額5千円・手術5万円)で備えていた場合の差額
個室に入る場合の医療費と
医療保険②(入院日額1万円・手術10万円)で備えていた場合の差額
ケースA
入院 3日
手術 1回
支払う医療費:87,270円
受取る給付金:65,000円
差額:-22,270円
支払う医療費:104,730円
受取る給付金:130,000円
差額 :+25,270円
ケースB
入院15日
手術 1回
支払う医療費:126,630円
受取る給付金:125,000円
差額  :-1,630円
支払う医療費:213,930円
受取る給付金:250,000円
差額 :+36,070円

この表からもわかりますように、個室に入らない場合だと医療保険は日額5千円の給付金でほとんど賄えそうですが、もし個室に入る場合の医療費に備えるには日額1万円前後の保障があると良さそうです。

もし入院をしてしまったときに個室に入ると想定するのかどうかをご自身であらかじめイメージして頂いてから自分に合う医療保険の保障額、『日額いくらの保障が自分にとって最適なのか?』を決めて頂くと良いと思います。

「医療保険」の種類を決める

■「掛け捨て」と「積み立て」 ~支払う保険料の種類を決める~
医療保険にも「掛け捨て」と「積み立て」があります。

「掛け捨て」の医療保険は払い込んだ保険料がほとんど、または全く返ってこないタイプ、「積み立て」の医療保険は払い込んだ保険料から解約返戻金が積立てられて保険期間の途中で解約したときに解約返戻金を受け取ることができるタイプです。

一方で、「掛け捨て」の医療保険は割安な保険料で保障を付けることができますが、「積み立て」の医療保険の場合は同じ保障内容の「掛け捨て」の医療保険と比べると支払う保険料は高くなります。

■「定期」と「終身」 ~保障される期間を決める~
入院や手術をしたときに給付金を受け取れる保障の期間を60歳や、70歳まで等とあらかじめ定めるものが「定期」タイプ、その保障の期間が一生涯にわたって続くものが「終身」タイプです。

一般的に入院や手術をする可能性は高齢になるほど高くなりますので、入院日額の金額など保障内容が同じであれば「定期」タイプであれば保障期間の長い方が、そして「定期」タイプよりも「終身」タイプの医療保険の方が毎月支払う保険料は高くなります。

■「定期」と「終身」 ~保険料の支払う期間を決める~
保障される期間だけでなく、保険料の支払い期間も60歳や、70歳まで等と定めた期間までに払い終える「定期」タイプと一生涯にわたって保障が続く限り保険料を支払う「終身」タイプがあります。

支払う保険料についてですが、こちらは入院日額の金額や保障期間などの保障内容が同じであれば「定期」タイプであれば60歳までより70歳まで、70歳までよりも80歳までと支払う期間の長い方が、そして一生涯にわたって保険料の支払いが続く「終身」タイプの医療保険の方が毎月支払う保険料は安くなります。

■「特約」 ~自分に合う保障特約を決める~
医療保険には基本の保障となる主契約というベースの保障内容に加えて、様々な保障のオプションである「特約」というものを付け加えることができます。この医療保険の特約は各保険会社によって実にたくさんの種類がありますので、ここでは主な特約をいくつかご紹介します。

・先進医療特約
先進医療と呼ばれる高度な治療を受けた時にかかる医療費は健康保険が適用されずその費用のほとんどまたは全部が自己負担になり高額な医療費の負担が発生する場合があります。

先進医療特約はそのような先進医療で実際にかかった医療費を上限として一定額まで給付金を受け取ることができますので、安心して先進医療を受けて頂くことができます。

また、先進医療とはあくまでも厚生労働大臣が定めた医療施設でおこなわれるものに限りますので、使用する医療機器や技術が全く同じ治療であってももし厚生労働大臣に定められていない医療施設でおこなわれたものであればそれは先進医療には該当しません。

もちろん、その場合に加入していた医療保険に先進医療特約を付けていたとしても給付金はでませんので注意が必要です。

・女性医療特約
女性特有の病気で入院や手術をしたときに医療保険の主契約の保障から受け取る給付金に加えて上乗せの給付金を受け取ることができる特約です。

どの病気での入院や手術が給付金に該当するかは各保険会社によって様々ですが、子宮筋腫・分娩の合併・卵巣の機能障害・子宮ガン・乳ガンなど詳細は約款に定められているものが対象となります。

・ガン診断給付金特約
悪性新生物いわゆるガンと診断されたときに一時金としてまとまった給付金を受け取ることができる特約です。

医療保険の主契約から入院給付金や手術給付金に加えて50万円や100万円といったまともった一時金を受け取る事ができますので、高額になりがちなガンの医療費に備えることができます。

・特定疾病特約(三大疾病特約)
ガン・心筋梗塞・脳血管疾患いわゆる三大疾病で所定の状態と診断されたときに一時金としてまとまった給付金を受け取ることができる特約です。

ガンの場合は診断されたとき、心筋梗塞と脳血管疾患は発症してから60日以上の所定の後遺障害の状態が継続したと診断されたときに給付金を受け取ることができます。高額な医療費のみならず長期療養時の休職における収入の減少に備えることができます。

「医療保険の選び方」まとめ

長い文章になりましたが、ここまでお読み頂くと医療保険を選ぶときに自分に合う医療保険を間違えることなく選んで頂けるようになっているかと思います。

しかしながら、手術給付金がもらえる手術範囲の数や専門家への医療相談の付帯サービスなど各医療保険の商品特性は実に様々です。

ぜひこの医療保険の選び方を踏まえつつ当サイトの保険担当者さんにご相談していただき、自分にとって最適な医療保険を見つけて頂ければ幸いです。

役に立った/参考になったと思ったら共有をお願いします

保険アドバイザー一覧はこちら

フォローはこちら 役立つ情報配信がんばります。ぜひお願いいたします。

この記事もおすすめ

ページトップへ